タイってそうだったの?色々なものを少しずつ食べる文化だった?

空港に着いてすぐ…

スワンナプーム国際空港に到着後、乗り換えまで時間があったので食事をすることにしました。

空港内のカフェのようなお店に入りましたが、当たり前ですがメニューがすでにタイでした。

タイ料理が好きなので喜んで注文すると出てきたカオソーイのお上品な量に「足りるかな?」と思ってしまいました。

案の定腹八分目ならぬ、腹五分目ぐらいの感覚でした。

その時には空港内のカフェだからかなというくらいで深く考えませんでした。

1食の量が少ない

チェンマイに到着すると、コーディネーターさんが迎えにきてくれていました。

はじめにワット・スアン・ドークへ案内してくれました。

大本堂は広々としていてとても煌びやかです。

天井や柱などはもちろん、細部にまで施されている装飾が素晴らしかったです。

境内にある、ベジタリアンカフェ「PunPun」でお昼ごはんです。「プンプン」と読むと思っていたら「パンパン」なんですね!

バナナの花のサラダや、グリーンカレー炒飯などを食べました。

どれがバナナの花なのかわからないまま食べましたが美味しいスパイシーなサラダでした。

付け合わせもタイらしく飾り切りをしてあり見た目も美味しそうです。

ここで食べたことによってグリーンカレー炒飯の虜になりました。

思い出してもこのお店がいちばん美味しかったです。

グリーンカレー炒飯を平らげましたが、まだ何か食べられるような気がしていました。

すると、コーディネーターさんが「タイ人はちょこちょこ食べるから1食の量がすくないんだよ」と教えてくれました。

満腹にならない

「なんだか小腹すいたな」と感じたのは先ほどの食事から2時間ほど経ってからでした。3時のおやつ前です。

はやくご飯の時間になって欲しくて堪りません。

日本の感覚でオーダーすると足りない

夕飯のお店もコーディネイトしてもらいました。

やはり他の面々も私と同じく腹ペコだったようで、夕飯のオーダーは大変な品数になりました。

昼間、1食分の量か少なめだと学んだ私たちは、そこだけを配慮したオーダーをしました。

日本のレストランでオーダーする量の1.5倍はありました。

それでもデザートまでしっかりと食べてちょうと良かったのです。

昼間ひもじい思いをしたので、私はホテルへ帰る道々にコンビニで夜食など調達してしまいました。

緊張からか旅行中は朝早く起きてしまうクセがあるので、皆んなと約束をした朝食の時間まで待てません。

そんな時には日本から持って行ったスナック菓子やチキンラーメン、現地のコンビニで調達したお菓子などに助けられます。

旅先のコンビニやスーパーは覗いてみると、意外な発見があったり、かわいいものや美味しいものに出会えるので、気になったものはまず買って試してみて気に入ったらまとめて買って帰ります。

 

タイで肥満が増えている!

(思い出しても今すぐ食べたい!ココナッツのケーキバナナアイス添え)

ところで、タイ人に肥満のイメージって無いと思います。

カフェで皆んなでケーキを食べていたら、コーディネーターさんが「バターや生クリームなどが入ってきてタイ人にも肥満が増えてきているんだよ」と教えてくれました。

その理由に、食べ物が多様化してきたにも関わらず食事の回数は変わらない、元々砂糖を使った料理や、甘い飲み物が好まれることなどもあり肥満率が上がっているらしいのです。

タイの人は女性も男性も美意識が高く、スタイルも良いといったイメージがありましたが、食生活の変化によって肥満が増加していると言うことは衝撃的でした。

肥満が原因による疾患などが増え、それを危険視したタイ政府は甘い砂糖入りの飲み物などに砂糖税を導入し、2年ごとに引き上げているそうです。

肥満率がアジア2位というのですから、かなり深刻な問題になっているようです。

たしかに、タイに行くとお洒落なカフェに色とりどりのケーキが並んでいて、お茶に砂糖をいれた甘い飲み物などが美味しいですよね。

暑いと味の濃いものを身体が欲する気がします。

そもそもタイ人は運動する習慣を持っている人が少ないことも肥満の要因の一つらしいのです。

日差しが強く日焼けを避けて、歩いて移動をするよりも乗り物に頼ることが多いそうで、特に都市部ではその傾向が多く見られ肥満も増えています。

そこで昨今はスポーツジムなどの普及や、健康食への関心が高まっていてオーガニック食品やベジタリアンレストランなどが流行っています。

この調子でタイの美味しい文化は守りつつ、さらに食事の見直しや運動を取り入れるなどして肥満率アジア2位の汚名返上をして欲しいです!

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