皆さんはヤードムをご存知でしょうか?
私もタイ旅行をするまでは知りませんでした。
ヤードムとは嗅ぎ薬です。キャップを外して穴の空いたスティックを直接鼻に差し込んで嗅いで使います。
2構造になっていて下の部分を回して開けると液体が入っている代物です。
ヤードムとは?
目薬のような差し口で直接こめかみに塗ったり虫刺されに塗ったりして症状を和らげることに使うそうです。
成分にはアロマや漢方が含まれていてスーッとしたミント系の爽やかな香りです。
値段も70円から高くても200円ほどでコンビニで手に入るので是非購入してみて下さい。
スティックタイプの他にガラスの小瓶に入っているものや、ジェル状でジャータイプの容器に入っているものなどもあり、タイの人は用途で使い分けているそうです。
私はまずは定番のスティックタイプを購入して試してみました。
ヤードム初心者なので直接鼻に差し込むことに抵抗があり、スティックを鼻に近づけて嗅いで使用してみました。
もともとミントや薄荷が好きなのですんなりと受け入れられました。
清涼感のある香りでリフレッシュできました。
スーッとするミント系の飴や、ミントタブレットよりも喉と鼻の清涼感が持続します。
気温の変化に弱く、冷房にも弱いので旅先のホテルは要注意です。
ホテルの部屋に濡らしたタオルを置いて寝るのはお決まりです。
そのようにしていても、非日常ではふと気を抜いてしまうことも多々あり、そんなとき喉に違和感を覚えます。
私の場合、そういう時はもう良くなることはなく喉の痛みが増してきて真っ赤に腫れ上がり、発熱、咳、鼻水と一通り風邪の症状が出ないと治りません。
そこでヤードムの登場です。
「物は試しだ!」と早速ヤードムを使用しました。
汚い話なのですが、ティッシュペーパーを少し破りそこにヤードムを滴らしそれを鼻に詰めてそのままひと晩過ごしました。
流石に寝る時にスティックを鼻に差し込んだままは危険そうだし、ちょっと面白い姿になってしまうので上記のような方法にしました。
結果、昨日は喉が痛くなり始めていたのに朝起きた時には違和感が消えていたのです。
すっきりとしていつもの喉に戻っていました。
恐るべしヤードム!!
ヤードムの成分は?
私が購入し、愛用しているヤードムはポイシアン(POI-SIAN)のものです。
<主な成分>
●メントール
●樟脳
●ユーカリ油
●ボルネオール
メーカーによって内容は変わるようです。
使用期限はある?
私のヤードムは購入してから数年経っていますが、未だに変わらず力を発揮してくれています。
嗅ぐだけの使用法だと液体が目に見えて減っていないのです。
ヤードムを何人かの友人にお土産にしました。
ひとりの友人が大変に気に入り、毎日マスクに1滴落として使用していたそうで、その友人は半年ほどで使い切ったと言っていました。
パケ買いしたいほどかわいい!
友人からどこか手に入るところはないのかと聞かれたので調べてみたところ、あることはあるのだけれどやはり値段が倍以上になっています。
しかし、こんなことならまとめて買って来ればよかった!と後悔しています。
ヤードムのデザインもタイ語など書いてあって海外雑貨の雰囲気満載で好きです。
私は中でもタイガーバームヤードムのデザインはダントツで良いと思います。
友人の為にヤードムについて調べていた時にそのデザインの良さを再認識しました。
香りはタイガーバームのそのままのようです。好みが分かれそうですね。
他にも、いくつか種類がありますので嗅ぎ比べをしてみるのもいいですね。
喉の痛みが消えたときにもっとヤードムの素晴らしさを認識しておくべきでした。
タイのお店にはどこにでも売っているイメージがあったのでいつでも買えると思ってしまい逆に買うタイミングを逃しました。
どこで買える?
タイならコンビニやスーパー、ファーマシー、ドラッグストアなどどこにでもありました。
それでも買い逃したら空港のお土産売り場にありましたのでご安心ください。
ヤードムの魅力
成分が植物由来のアロマや漢方などというところはもちろん良いと思います。
日本でも似たようなアロマオイルなど手に入りますが、なにより形状が単純で素晴らしいと思うのです。
スティック状でかさばらず、使用するときも鼻に差し込みやすい、または鼻に近づけても嗅ぎやすいということがあります。
そして、2構造になっているので液体を直塗りも出来て用途で使い分けられることも素晴らしいポイントだと思います。
1人1本持っていて欲しいです。友達や家族、仕事の仲間やご近所の仲良しさん。皆さんに配りましょう!
タイ旅行の際は是非ヤードムのまとめ買いをおすすめします!!